Q&A
 Q . 1
  焼却炉の中は何度くらいになるの?

A : 法令ではダイオキシンの発生防止のため800℃以上で2秒以上の滞留時間と集塵機入り口温度をおおむね200℃以下にすることの出来る燃焼ガス冷却設備を設置することが定められています。
当施設では、900℃以上で2秒以上の滞留時間と集塵機入り口温度をおおむね200℃に設定して運転しています。

 Q . 2
  焼却灰はどこに運ばれるの?また、何に活用されるの?

A : 平成16年度から徳島県の民間の管理型処分場で地元の関係者のご理解を得て埋立処分をおこなっています。これより以前は、これも民間ですが、焙焼処理をおこなって土質改良材やセメント材料等として資源化をおこなったこともございました。しかし、長距離運搬等のため経費がかさみ今の方法となっています。
 Q . 3
  ビニールは燃やしても有害じゃないの?

A : ビニール等の合成樹脂は、燃やすと発熱量が大きく、炉内温度が高くなるため炉を痛め、修理費を高める要因になります。ご質問は塩化ビニールや塩化ビニリデンが燃える際に塩化水素ガス(塩酸)発生することをいわれているのではないかと思います。これらの成分のものを見分け、搬入されるごみの中からこれらのごみを排除することができればよいのですが、簡単に見分けることができず、これらのごみを焼却以外の処理方法もないため、焼却処理しています。当施設では、この発生した塩化水素ガスを消石灰をガス中に噴霧することにより中和し、塩化カルシウムとして集塵機で捕捉し除去しています。
 しかし、これらの塩ビ系プラスチックの有機性塩素がダイオキシンの要素になっているとの意見を言われる方もあり、また、塩ビ系プラスチック1グラムが食塩1グラム以上に相当する塩素を含むことから、灰のセメント材料等へのリサイクルの阻害要因や灰自体の増量の要因にもなっており、焼却は避けたいものです。塩ビ製品を見分ける方法をご紹介します。写真を参考にしてください。

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1. 銅線(銅であれば可)をガスコンロの火炎であぶる。 2. 1.を調べたい樹脂にふれる。
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3. 再びガスコンロの火炎にかざす。 緑色に炎が変われば塩化ビニールか塩化ビニリデン
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4. 炎で焼き切れば2に戻り、次の材質調べ

 Q . 4
  危険なゴミは?

A : 危険なごみは、ビンのわれや刃物などのように収集者に危険を与える物や空きガスボンベ等のように収集時から処理される過程に爆発などを起こすおそれのある物、また、水銀、鉛やカドミウム等の重金属を含むごみのように、人体に害を与える物があると考えられます。これらのごみを出すときは収集する方や処理する方のことを考えて、危険のない出し方や分別に心がけてほしいものです。
 Q . 5
  余熱は何かに利用されてるの?

A : 余熱の利用は、当施設の場合施設内部に限っており、温水供給や発電による売電などはおこなっていませんが、場内では、作業員の入浴シャワー、冷暖房、焼却空気の加熱等に利用しています。
 Q . 6
  家庭で出たゴミを直接持って行きたいのですが。

A : 家庭ごみの直接受け入れも可能ですが、10キログラム当たり140円の手数料がかかります。また、受け入れごみの形状や性状に規制をおこなっております。例えば、新聞雑誌などの紙ごみは焼却せずに古紙回収するようお願いしていますし、草木などは、直径おおむね3センチメートル以下で長さ1メートル以下、また、一般の収集ごみとの混焼に障害を生じるおそれがあるため大量の場合は搬入日の指定をさせていただいております。
また、板、カーペットや布団などは縦横の合計の長さを1メートル以内ともなっております。受付時間は、土日祭日を除く平日で、午前中が8時30分から11時45分、午後が13時から15時45分です。なお、直接持ち込みの場合はあらかじめ組合(863−1177)にお問い合わせください。

 Q .7
  粗大ごみの処理は有料ですか?

A : 粗大ごみについては、直接市町村役場にお問い合わせください。
 Q .8
  近頃石油の値上がりが続いていますが、油はどれくらい使っているの?

A : 年間の油(A重油)の使用量は、およそ50キロリットル程度です。この量は、搬入ごみ量の0.15%でしかありません。この理由は、ごみの持つエネルギーを熱交換機により燃焼空気に移し、その空気でごみの湿気を蒸発させながら焼却する方法を取っているからで、炉停止後の炉内温度を上昇させる立ち上げ時以外にほとんど油を燃やしていないためです。
高知県香南清掃組合