当組合に運ばれてくるごみの約50%は水分です。
この水分をなんとか減らそうとういうことで、組合で考案しました。
みなさんに覚えていただいて、毎日使ってもらうために名前もつけました。
「押しの一手」
少しでもごみを減らしていきたいと思っていますのご協力お願いします。
おもい
人間は下に出すものに目を向けたがらない。
でも下があるから上がある。
下をきれいにしておかないと、上も消化
不良になります。
ごみに目を向けてください。
そしてごみの量の削減にご協力ください。
押しの一手とは
「ごみ減量につながるようなことを何か発信できないだろうか」
ということで香南清掃組合の職員で話し合いをしていたとき、
各家庭から排出される可燃ごみの約50%は水分ということで
この水分を少しでも減らせれば、ごみは減量できるのではないか
ということになりました。
水分といっても食品や生活用品など色々な種類の可燃ごみがあります。
そこで、一番わかりやすく、一番水分がありそうな、食品残渣を
溜めておくシンクの排水溝(あるいは三角コーナー)の生ごみに
着目しました。
これはどのタイプも水切りができるように網目状になっています。
これがあることによって水切りがある程度できているということで、
そのままごみの収集日に出しているのではないかと考えました。
しかし、試しにこの排水溝のごみをぎゅっと絞ってみたところかなり
の水分が出ました。
「やっぱりこれだ、各家庭が少しずつでも絞って出してくれたら
減量につながる!手で絞るのでは抵抗があるかもしれない、何か
道具を考えよう!」
というわけで、試作を重ねて出来上がり、愛称を公募して決定
したのが「押しの一手」とうという名前です。
誰でも簡単にごみの水切りができ、
どれだけの水切りができたか、目ですぐに確認できる。
それが「押しの一手」なのです。
そして平成21年8月までに南国市、香南市、香美市の約48,000世帯
へ無料配布が完了しました。
メディア
- 平成21年5月12日
- 高知新聞に掲載
- 平成21年5月25日
- 高知放送ラジオ出演
- 平成21年6月11日
- 毎日新聞に掲載
- 平成21年7月号
- 住民と自治に掲載
- 平成21年8月5日
- 読売新聞に掲載
- 平成21年8月24日
- 高知新聞に掲載
- 平成21年11月13日
- ラジオ高知(GOGOラジオ はい、琢己!です)に出演
活動
- 平成21年11月8日
- ストップ温暖化!コツコツカツコツコンテストにて
特別賞(押して押して押しまくり賞)受賞
- 平成21年11月8日
- ものづくりフェスタ(ポリテクカレッジ)県内発明家作品展出品
- 平成21年12月18日
- 商標登録(第5288127号)
- 平成22年6月27日
- Hi-Six うちエコ応援団 キックオフ・イベント in イオンモール高知展示
15分程度ですが、ステージでFM高知の方と実演を兼ねてのトークをさせて
いただきました。当日は、200名程度に無料配布を予定していましたが、一人一人に使い方や効果などを伝えるとなるとなかなか時間がかかって130名程度にしか配布できませんでした。受け取ってくれたみなさん、是非使ってみてくださいね。
- 現在
- 県外の個人や自治体の方からの注文を受け付けています。
在庫限りですが、見学に来た子どもたちに配ったりもしています。